Of Mice and Men

梅田サイファーのKZです。音楽とそれを取り巻く諸々について。

言葉の格闘技って知ってる? 戦極第11章 関西無双編

最近流行っているMCBattleに参加したので、それについてです。

先日の戦極について、少し書物を。 

まず、トーナメント表です。

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八百長かってぐらい綺麗なトーナメント表でした。

正社員さんならやりかねないので怖いです。(冗談) 

優勝はGOLBYさんでした。

  

関連動画


GOLBY MC battle collection - YouTube

見ていただくと分かるように、手本になるぐらい綺麗な「押韻型」のMCです。

4小節同じ母音で4~8字程度踏み、連鎖的にパンチラインを作り上げるMCです。

 

特にビートがはまると、8小節目に向かって歓声が倍々ゲームのように増えて行くので見ている側も楽しいです。

音源

Mr.DJ / TRINITY - YouTube

 


YABEEE SHIT! REMIX-アスベストEDITION-feat.GOLBY ...

 

あと、気になったこと

・ベテランはやはり強い

ベスト8のメンバーは以下です。

 

CIMA、JAKE、KEN THE 390、KZ、GOLBY、KBD、諒太、KOPERU 

 

各人の詳細なキャリアは分かりませんが、諒太くん以外は5年以上はやってるMCだと思います。

じゃあなぜ、ベテランが強いかというと「アンサーの力」じゃないかなーと思います。

自分もKENさんに負けて思ったのは、「アンサー」の強さでした。

基本的に、「韻」「フロー」「アンサー」ってのがMC Battleの判定要素(すごく大雑把)だと考えてますが、

その中で「韻」や「フロー」に比べて「アンサー」は経験がいるから、そこがベテランの強さに繋がるんですかね。

いずれにせよ、この部分はいつか語りたいです。

 

・ゴリラ問題

MC Battle には数人?数頭?「ゴリラ」と呼ばれるMCがいます。

 

 

 

今大会はその「ゴリラ」MCが一堂に会す大会でした。

 

まず、この「ゴリラ問題」のスタートは、確かUMBでチプルソさんがKBDさん言った「ゴリラの息子」というワードでした。

これが、梅田サイファーでかなりバズりました。「ゴリラの息子」、これ言い得て妙。

チプルソさんの言語感覚の素晴らしさだと思います。

 

そしてこの大会ではKBDさんがNAIKAさんを倒し、そのKBDさんを倒したのはGOLBYさんでした。

今回の「ゴリラ」対決の勝者はGOLBYさんでした。

帰りがけ、楽屋でずっと自分が「ゴリラ」ではないと言っていたGOLBYさんが

KBDさんの熱い説得に「もう認めるよ」とうなだれていたのが印象的でした。

 

・Battleファンの素晴らしさ

トライアングルであそこまで入ると休憩しずらい空間になる中、遊びつくしたヘッズは偉いです。

自分達のLiveもですが、ほとんどのMCのLiveは良い盛り上がりを見せてました。 

 

梅田サイファーのLiveはBattle後でお客さんがはけるんじゃないかと、不安な部分もありました。

ところが一網打尽のイントロともに、舞台に出ると2/3以上は残っていて、すごい盛り上がりを見せてくれてました。

終始「ウェルカムなバイブス」で、梅田のみんなも楽しそうで幸せな気持ちになりました。

 

あと、最後のHamayaまで残ってフロアで踊っていた人とLive中ずっと手をあげてくれていた人は、もう俺の中では「ファミリー」です。

 

振り返ってみると、すごく楽しいイベントでした。正社員さんに多謝。

 

写真はテレフォンショッキング後の決めポーズのたまこぅ。神々しい。

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