KZ 2nd Album「CASK」について
「優しい日本語と腐らずのサンプル」
予約:
[予約 19/1/16発売] KZ / 「CASK」 12 曲 + [予約限定]全曲 inst データ付き | UCDFBR
そりゃ、百四十字なんかよりは、長いけど読んでほしい。
嘘はつかないし、強がらない。約束する。これは、丸裸の心情。
時間は、確実に流れていく。
週末に、仲間と集まり、笑いながら曲作りができていた、
奇跡のような、あの春は過ぎ去り、最近は終電の地下鉄に乗りながら一人でいる、それが普通になった。
酔って楽しそうな人もいれば、仕事で疲れた人も、また今から仕事に向かう人も、
終電はそういった「何か」がないと、乗れない電車だ。
そこに、俺はラフミックス終わりの楽曲たちと乗り込む。
中吊り広告の、すぐに捨てられる言葉で書かれた、下世話な見出しを流し見しながら、いつも同じことを考える。
スタジオの帰り道は、決まっていつもだ。
俺は、初めてラップした時に、どんなラッパーになりたいと思ったのか。
音楽そのものが好きなのか、はたして一人でも音楽が出来るのか。
ただただラップが好きで、良いラップがしたくて、それをし続けるために何をすべきなのか。
また自分の音楽のクオリテイを押し上げるために、そしてずっとフレッシュでいつづけるために何が必要なのか。
毎回、毎回、帰り道はそれを、ずっと考える。
小さな満足を積み上げて、振り返ると、俗に言う「いい年」に差し掛かっていて、
ずるずると敗退と酒と愚痴を、繰り返して夜から消えていく同年代や先輩を見て悲しい気持ちに何度もなった。
この終電から、もし誰かが、目的地ではない駅で降りたとしても、
誰も止めないし、誰も困らない、それと同じなんだろう。
音楽で稼いだお金を、音楽だけに投資し、さらに良い音楽をまた作る。
「食う」「食わない」の二元論から、抜け出たところで音楽は出来るはずだ。
どんな人生だって歌う価値はあるし、歌えるはずだ。
あるとすれば、ただ「歌う」か、「歌わない」かの二つだ。
毎回、毎回、帰り道はそれを、ずっと考えていた。
今、出揃ったアルバムの曲を聴きながら、この文章を書いている。
バトルが弱くても、ワードローブには洗い立てのヘインズとデニムだけでも、
目の前の浅いトラップにはまらなくても、あのTVにでなくても、何かに属さなくても、
まだまだ俺は笑ってられる。そう確信できる、一枚になった。
そして、たぶん、このアルバムが俺を、もっと遠くに連れて行ってくれる。そんな予感が、ひしひしとする。
1時間ライブ、 peko やんとの 8 耐 4 都市ツアー、その後も面白いことを考えてるから。
遊ぼう。平日がクソな俺たちは週末ぐらい、腹の底から笑うべきなんだよ。
そうだろ。
そして、俺が笑って遊べるのは、全部、これのおかげだ。
やっぱり、ラップは、HIPHOPは、音楽は最高だ。
ここから、リリースまで、映像や文章も含んで、もう少し話ができればと思う。
俺は、ちゃんと分かってもらいたい人間だから、気が向いたら俺の話を聞いてくれ。
そして、音源を手に取ってくれ。
文章が疑わしいなら、生のライブで顔合わして、俺の音楽を聞いて見てからいい。
なんせ、俺はお前に聞いてほしいんだよ。
「優しい日本語と腐らずのサンプル」ユアフレンドKZ、ぴーす。
アルバム詳細
予約:
タイトル:CASK
アーティスト:KZ
品番:DFBR-011
価格:税込 2160 円
リリース日:1/16
1, Go ahead
2, 0neT1me4YaM1nd
3, TGIF
4, BEALONE
5, Seize the day
6, ダンスは続いていく
7, You talkin' to me?
8, イーエックス
9, PAiN
10, Bad day
11, Phantom Thread
12, Let go
All Word by KZ
1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 10, 11, 12
Track by ONGR
9
Track by dio j
All Recording by COSMICNOTES ANNEX
All mix and Mastering by Cosaqu